鳴門はベートーヴェン「第九」アジア初演の地。
認定特定非営利活動法人鳴門「第九」を歌う会は
第九の聖地の誇りを胸に、毎年演奏会を開催しています。
なるとの「第九」とは?
第1次世界大戦中、大正6年から大正9年の約3年の間、鳴門市板東に俘虜収容所があり、約千人のドイツ兵が収容されていました。彼らは音楽、演劇をはじめ橋の築造にいたるまで様々な文化活動や事業を行いました。
ベートーヴェンの「第九」交響曲はそのような状況のなかで大正7年6月1日、ドイツ兵によって演奏されました。
それがこの曲のアジアでの初演となったのです。鳴門市では6月1日を「第九の日」と定め、毎年6月第一日曜日に、全国から仲間を募って、歓喜の交響曲を歌い続けています。