「第九」──。日本では各地で演奏会が行われ、年末の風物詩となっているベートーヴェンの交響曲第九番です。そして、アジアで「第九」が初演されたのは、ここ鳴門市、板東にあった俘虜収容所。大正7年6月1日のことであり、平成30年(2018年)には100周年を迎えます。
鳴門市では、昭和57年に鳴門市文化会館の落成記念として「第九」が演奏されてから、毎年演奏会が開催され、平成23年には第30回となりました。平成19年の『おどる国文祭』では、「第九」は「4大モチーフ」のひとつともなっています。
毎回、才能ある指揮者やソリスト、徳島交響楽団のみなさまを迎え、全国から集まった600名近い合唱団が歓喜の歌を響かせます。「第九の曲や歌詞が好き」「震災復興の想いを表現したい」など、参加する方の気持ちはさまざまですが、すばらしい演奏会をいつまでも続けていきたいという思いはみな同じです。
この『なるとの「第九」』にみなさんも参加しませんか?一緒に「第九」の仲間になっていただける方を大募集しています!
歌ってみよう!という方は合唱団(正会員)としてご入会ください。
合唱団員は、毎年10月に募集しています。未経験の方も大歓迎です!
詳しくは事務所にお電話ください。
私は歌えないけれども──という方は賛助会員としてご入会ください。
いつでもご入会を受け付けています。
ご入会者様のお名前は演奏会のプログラムに掲載させていただいています。
詳しくは事務所にお電話ください。
第1次世界大戦中、大正6年から大正9年の約3年の間、鳴門市板東に俘虜収容所があり、約千人のドイツ兵が収容されていました。彼らは音楽、演劇をはじめ橋の築造にいたるまで様々な文化活動や事業を行いました。
収容所内においてそのような活動をしていたことはもちろん驚くべきことですが、俘虜となった兵士にそのような活動を許していたこともまた驚くべきことといえるでしょう。様々な文化活動を進めていく中で彼らは地元の人々との交流を深めていきました。
ベートーヴェンの「第九」交響曲はそのような状況のなかで大正7年6月1日、ドイツ兵によって演奏されました。それがこの曲の日本での初演となったのです。鳴門市では6月1日を「第九の日」と定め、毎年6月第一日曜日に、全国から仲間を募って、歓喜の交響曲を歌い続けています。
2018年には鳴門での初演から100周年を迎え、「第九」を歌うことの歓びとその意味を見つめ続けています。
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